こんにちは。太一朗です。
前回の日記では、FP3級の受験を決めた僕が、試験勉強を始める前に、いきなりFP3級の試験問題をやってみたところ、合格点前後の点数が取れてしまったことを書きました。
予想外に良い点が取れたことから、「もしかしたら2級の問題もいけるかも」と思い、実際にやってみることにしました。具体的には前回と同様に、FP試験の勉強を全くせずに、本やネットを見ないで、いきなり2021年9月実施のFP2級の問題を解いてみました。ただし時間制限はしていません。
(なお、前回FP3級の問題を解いたときには、採点後どのような問題で正解したのかなどを確認することすらしていないので、FP3級の問題を解いたことによって知識は全く増えていません。)
さて、実際にやってみると……、
いきなり解いてみたFP2級試験の結果は
学科試験 24点(60点満点) (6割以上の得点で合格)
でした。
4割しか得点できませんでした。惨敗です。甘くなかったです……。
しかも、時間がかなりかかりました。制限時間120分のところ、443分もかかりました。
いやー、莫大な時間をかけたのにひどい出来という最悪の結果……。身も心も疲れ果ててしまいました。
このような結果になった理由と、問題を解いた実感
このようなひどい結果になった理由が、実力不足のためであることは言うまでもありません。
ただ、実力不足でFP試験に必要な知識を知らないせいか、2級の学科試験の問題が3級の問題よりも難しいのかは正直わからなかったです。2級の学科試験の問題の選択肢の中には3級の問題の選択肢で見たものがあったような気がしますし、2級でも3級でも試験全体としては同じようなことを問われていた印象があるからです。
2級と3級の学科試験は問題数も制限時間も同じです。一方、学科試験の各問の中の選択肢の数は、2級では4つであるのに対し、3級では平均して2つ(全体の半分の問題は文章の正誤を問うものなので実質的に選択肢が1つの問題、残りの半分の問題の中の選択肢の数は3つ)です。
よってFP2級の学科試験は3級の試験よりも難しいことを問うているのではなく、単に各問の中の選択肢の数が多いため正解を選ぶ確率が低くなり、かつ問題を読むのに時間がかかるので難しいとされているのかもしれません。
2級の実技試験の問題を解くのは止める
2級の学科試験の結果を見て、2級の実技試験の問題を解くのは止めることにしました。
学科試験を解くのに制限時間の3.5倍以上の時間がかかったので、実技試験でも同じくらいの時間がかかると思われますし、マークシート形式の学科試験と異なり2級の実技試験は記述式(一部の問題は選択式ですが)なので、学科試験未満の点数しか見込めないからです。
実務経験などのない人が、勉強せずにFP2級の試験を受けるのは無謀
前回の日記で書いたように、僕にはFP2級の受検資格となるような実務経験がありませんし、FPの試験を受ける上で有利になるような資格も持っていません。そんな人間が全く勉強せずに、いきなりFP2級の試験を受けるのは無謀でした。多くの時間を費やして、疲れ果てただけでした。
せめて参考になればと思います。
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